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美容整形の歴史

美容整形という言葉が出来たのは、結構最近のことですが、そのルーツを探っていくと、紀元前500年ごろのインドまで遡ります。当時インドの医学者であったススルタという人物は、自分の著書の中で、鼻削ぎの刑にあった罪人などに、再度鼻や唇を作るような手術を施していたと書いています。現代でいうところの美容整形とは随分意味が違ってきますが、この頃から「見た目を医術でなんとかする」という考えはあったようです。その医術はローマやギリシャまで伝わりましたが、中世に入るとキリスト教の教えのため、美容整形の考えは一時期なりを潜めます。ルネサンス期に入って、人々の美意識が高まると、美容整形は再び注目を浴びるようになり、その真価が発揮されるようになったのは、皮肉にも2度の世界大戦の後でした。戦争で身体に異常をきたした人々が社会復帰するために、そういった美容整形が、非常に重要な役割を果たしたのです。日本での美容整形の確立は結構最近の事で、1956年に東京大学病院の整形外科内に形成外科という診療班が設置されました。これが日本で初めての美容整形の始まりです。それを皮切りにして、日本各所に形成外科が作られ、1958年には日本形成外科学会が誕生。1968年になって、形成外科から美容外科が独立し、ここでようやく美容外科という科目が正式に生まれるのです。

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